時限協調図の補足説明

時限協調図のサンプルと補足説明を記述します。
入力(例)のデータリストの背景色が黄色の箇所がグラフの描画に使用しているデータです。
データリストの編集方法はヘルプファイルの「6.11 データリストの表示項目と処理概要」を参照してください。

44Sの例

描画
タイプ
換算値
継電器種類
継電器型式
変流比1
新整定1
新整定2
 
Z1
3.3880
44SX1
 
2000/5A
X1=1.50Ω
T=1.0S ★無効
 
Z2
3.3880
44SX2
 
2000/5A
7.00Ω
 
 
Z3
3.3880
44SM
 
2000/5A
15.0
 
 
T1
 
44ST1
  
瞬時
 
 
T2
 
44ST2
  
T=1.00S
 
 
T3
 
44ST3
  
2.00
 

・44Sの整定欄にT=1.0Sと時限を入力されても無視されます。
・T1,T2,T3が指定されていない場合はT=0秒として描画されます。
・整定欄の数値のみ読み取っています。(Ω,S等の単位をつけなくても描画されます)

51Sの例

描画
タイプ
換算値
継電器種類
継電器型式
変流比1
新整定1
新整定2
 
51S
 
51S
 
2000/5A
I=2.0A
T=2.5S
または
 
51S
 
51S
 
2000/5A
2.0A
 
 
51T
 
51T
  
2.5
 

・電流と時限の2つの値が揃っていないと描画されません。
・電流値には数値の後に大文字の「A」をつけてください。
・「L」の文字を付けると限時リレーと判定します。この場合継電器型式を参照します。
・時限が複数見つかった場合は小さい方の値が採用されます。
・51と51H/51Lを同時に描画することはできません。

51H・51Lの例

描画
タイプ
換算値
継電器種類
継電器型式
変流比1
新整定1
新整定2
 
51H
 
51SH
 
2000/5A
1.0A
2.0S
 
51L
 
51SL
標準
2000/5A
5.0A
7L

・入力値の判定方法は51と同様です。
・51と51H/51Lを同時に描画することはできません。

描画しない場合のチェック項目

時限協調図が、正しく描画しない場合はつぎの点をチェックしてください。
項目
チェック内容
描画指定 データリストの描画指定はブランクになっているか
母線のインピーダンス 母線インピーダンスの電気所名および電圧があっているか
電圧、%Zがゼロ値でないか
CT比 「2000/5」のように1次/2次の値が「/」文字で区切られて入力されているか
電流要素(51Ry) 数値の後に大文字の「A」がついているか
タップ電流が100%以下となる値になっていないか
(電流整定値を小さくして描画されるかどうか)
限時要素(51Ry) 限時要素の場合数値の後に大文字の「L」がついているか
継電器型式が[編集]メニュー[オプション][TS51限時特性]に登録されているの型式とあっているか
(型式が見つからない場合はNo0標準が採用されます。)
51Ry 51と51HLを重複して描画指定されていないか
目盛指定 自動目盛でグラフの最大・最小値が適切でない場合は、[編集]メニュー[グラフオプション]で設定してください。

表示更新の方法

タイプや整定値を変更するとグラフは自動更新されますが、限時リレーの継電器型式を変更しても自動更新されません。 つぎの方法で表示を更新してください。
(方法1)データリストの描画指定を一旦非表示(×マーク)に設定した後、再度表示する(ブランク)にし直します。
(方法2)[編集]メニュー[グラフの種類]を切替て再度元に戻します。


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